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「節約」をするときに考えるべきこと

こんにちは、かねだです。

先日、新卒1年目の生活費についての記事を書いたのですが
その記事では書ききれなかった生活費の削減についてお話ししたいと思います。

新卒社会人1年目の生活費については、こちらでご覧ください

僕が社会人1年目のとき、数々の生活費の見直しをしたなかで
効果的に生活費を削減できるポイントが分かったのですが、逆に「ここをチケったらダメだったな」と反省したこともいくつかあったので
今回はこの辺りをまとめて書きたいと思います。
その上で、僕個人的に生活費を見直すときの基準となる考え方をお伝えするので
皆さんが自分で生活費を見直す時の参考になれば嬉しいです。

【目次】

・効果的なもの3選
・削減してはいけない物3選
・生活費の見直しについての考え方
・まとめ

効果的なもの3選

早速結論からいうと、生活費を見直すうえで最も効果的な物を3つあげるとするなら
下記の3つになります。

・携帯料金
・保険料金(自動車含め)
・サブスクの見直し

「携帯料金」
僕の場合、学生時代は両親が携帯電話料金を支払ってくれていたので、
社会人になり自分で携帯電話を支払うようになって初めて、
携帯料金の高さを身をもって感じました。
もともと大手携帯会社の「かけ放題パケ放題プラン」を契約していたので
毎月の携帯料金は、機種代込みで約1万円でした。
そこから色々調べていくうちに、格安SIMというものがあると知り、会社ごとの特徴を比較して、最適な物を探した結果、約1万円だった携帯料金を1,500円まで下げる事ができました。

「保険料金」
保険には色々と種類がありますが、僕の場合、加入している保険は自動車保険のみでしたので、自動車保険の見直しをしました。
具体的には、自動車保険の契約の中に「車両保険」というものが付いている事があるのですが
その部分を契約から外す事で月3,000円の削減になりました。
この「車両保険」というものが、どのような物かというと
事故を起こしたときに、自分の車の修理費用を補償するために掛ける保険のことです。
僕の場合30万円程度の中古の軽自動車に乗っていたので、こんな安い中古の軽自動車に車両保険は必要ないと判断しました。

「サブスクの見直し」
サブスクに関しては、大学生時代に娯楽として動画配信サービスを贅沢に3つも契約していたので、すべて解約しました。
ただし、完全に娯楽としてのサブスクは無駄だということではなく
見たいものがある時に、必要なサブスクに月払いで契約をするという方法に変更したのですが 
その結果、年間3万円以上だったサブスク料金が、年間約6,000円程度に削減できました。

あらゆる生活費の見直しをした中でも、僕が個人的に最も効果の大きかったと感じたものが、この3つです。

この3つ程ではないですが、プラスαでもう一つ紹介するとすれば「食費」も効果が大きかったです。
僕の場合、元々近所のスーパーで買い物をしていたのですが
週に一回、業務スーパーでまとめ買いをする事で月数千円の削減が出来ました。
金額だけでいうと、場合によっては他の3つよりも大きな削減になる事もあるのですが
毎週一回、業務スーパーにまとめ買いに行く手間を考えると、誰にでもおすすめ出来る事ではないと思います。
とはいえ、僕のように、毎週一回まとめて買い出しする事が苦じゃない人にはおすすめな節約方法です。

削減してはいけないもの

それでは逆に「ここはケチってはいけない」と後悔したものを紹介します。

この3つです
・勉強代
・水道光熱費(特にエアコン)
・大切な人間関係

「勉強代」
ここは1番削減してはいけない部分だと感じました。
もちろん、「毎回新品の書籍を購入する代わりに中古の書籍を購入する」というような工夫をすることに反対している訳ではありません。
僕が後悔したのは、「全て無料で勉強することにこだわって多大な時間を無駄にした」ことです。
その他にも「勉強に使うお金の優先順位」を他の出費と比較しても低く見積もってしまったことで、かなりの時間を無駄にしてしまいました。
社会人1年目で1番お金を使うべきは勉強でした。
長期的に考えて、スキルを習得し、最短で稼ぐ力を身につけることを最優先に考えるべきでした。
ここが1番にみなさんに伝えたい事です。

「水道光熱費」
特にエアコン等の空調設備にかかる電気代を節約しよう思って、エアコンの温度設定を高めにしたことで
夜はよく眠れないし、勉強には集中できないし、家にいるとすぐ疲れるし
と、生活の質がダダ落ちなので、絶対におすすめしません。
それに加えて節約できる金額も、苦痛に対してそんなに大きくないので
水道光熱費だけはケチるべきではないことを学びました。

「大切な人間関係」
家族、友達、恋人などの、大切な人間関係はほかの何にも代替できません。
お金には限りがあるので例えば、友達との「居酒屋での飲み会」を「宅飲み」にするとか
家族に「外食をご馳走する」代わりに「実家に夕ご飯を作りに行く」とか
そのような工夫はとても素敵なことだと思います。
ただし、お金や時間がもったいないから「そもそもなるべく会わないようにする」とか、そういう考えになってしまうと
日に日に孤独になってしまうので、おすすめしません。
真面目でしっかりしている人に限って、日に日に孤独になっていく所を数々見てきました。
現に僕も「飲み会は金がかかるから、少し距離をとる」みたいな発想から、一時期孤独感を感じた事がありました。
そんな時に心機一転して、「お金がかからない宅飲みを自ら幹事を申し出て計画する」という発想に切り替える事で
孤独感のない充実した生活を取り戻すことができました。

生活費の見直しをするときの考え方

僕個人的に生活費を見直すときに、基準にする考え方をいくつか紹介します。

【その1】
少し面倒で、まとまった時間が必要だか、一度見直すことで、今後ずっと節約になる事は最優先に見直す。

例 サブスクの解約、保険の見直し

【その2】
「数円単位で、完璧に、最も安い節約を目指す」となると、精神的に苦しくなるので、ある程度で良いと考える。

例 食費を数円単位で節約するために品ごとにスーパーを変えるような節約はしない

【その3】
長期的に考えて、節約するべきではない物を整理する。

例 勉強にかけるお金、水道光熱費の節約

【その4】
「何でもかんでもやめる」ではなく、「他に安く済ませられる代替案はないか」という発想を持つ。

例 友人との交友、家族との時間

まとめ

生活費の削減は早く始めれば始めるほど効果は高くなります。
まずは、一度見直すと今後ずっと削減できる固定費の見直しから始めることをおすすめします。
生活費を管理することで、自分の家計の状態が分かれば、安心して仕事も遊びも迷いなく取り組むことができます。
社会人の早い段階で一度家計の整理をして、長期的な成長に向けて安心して取り組める環境を作りましょう。

それでは、またね。